2017年11月11日

葬儀のマナーや作法は事前に確認しておきましょう

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葬儀に参列する場合、マナーや作法を心得ておくことが大切です。結婚式とは異なり葬儀は突然やってきますので、一度確認しておきましょう。まず服装ですが、取り急ぎの弔問に行く際は、平服のままでも問題ありません。

先方も用意が整っていないことが多いので、この場合に礼装で訪れるのは、不幸がわかっていたかのようで、かえって失礼になります。しかし、この場合でも派手に服装をひかえ、できるだけ地味な服装が望ましいです。男性であれば、ネクタイや靴下を黒に統一しておくといいでしょう。

そして、お通夜、葬式、告別式は礼服になりますが、故人が親しい間柄でない時は、黒めの平服でも問題ありません。男性の場合は黒やダークスーツのネクタイと黒の靴、女性の場合は、黒や地味系のスーツやワンピース、そして黒の靴が望ましいです。

男女それぞれ和洋装に関係なく、光沢のある黒は避けてください。次に通夜のマナーです。通夜というはその名前の通り、ご遺体と夜通し一緒に過ごすことを言いますが、最近では夜通し過ごすのは近親者に限られています。

通夜は正式な葬儀ではありませんので、厳格なしきたりはありませんが、席順は、血縁が近い人から祭壇の近くに着くのが一般的です。また、喪主から振る舞いの誘いがあった際は、一口でも箸をつけるのが礼儀になります。しかし、この場合でも、喪主や親族は葬式の準備や看病疲れなどもありますので、できるだけ早めに切り上げるようしてください。