2018年03月20日
一昔前は葬儀といえば一般葬で、故人と縁のあった多くの人が参列することが当たり前とされていました。しかし時代の流れに伴い葬儀のスタイルにも変化が見られています。近年では、大規模なものは望まないという人も増えており、家族葬などの小規模を好む人が増えました。
家族葬といっても本当に家族しか参列することができないというわけではなく、故人との関わりが深かった人も参列することができます。メリットとしては、料金を安く抑えることができるという点が一番に頭に浮かぶのではないでしょうか。
参列する人数が少なくなれば、会場の規模も小さくなるので、リーズナブルになるのは当然のことです。しかしメリットは金銭面だけではありません。家族をはじめとした本当に親しい人のみで最後の時間をゆっくりと過ごすことができる他いうのも大きな利点となります。
周りに気を使う必要がないので、遺族の精神的な負担も大幅に軽減することは確かです。メリットが多いことは確かですが、家族葬にする際には気をつけておかなくてはならない点もあります。参列したかったという希望者から、後に批判される可能性もあるという点です。
特に高齢の人の中には、まだ家族のみなどの小規模な葬儀スタイルに対して理解を示さない人もいるので気をつけなくてはなりません。トラブルを避けるためにも、事前に周りへの連絡と了承を得ておくようにしましょう。メリットとリスクを頭に置いておくことが大切です。