2018年03月21日
年末年始は火葬場が休んでしまうことが多く、それに合わせて年末年始明けには葬儀場が予約で満杯になっていることがあります。また人口が密集している都心部では死亡者数が年々増加する傾向があり、葬儀場の予約が思うように取れないことがあります。
このような場合、遺体の傷みを心配する人が多いかもしれませんが、すぐに火葬できないときの対処方法があるためチェックしてみることをおすすめします。遺体の腐敗を遅らせる最も一般的な方法はドライアイスの使用です。
ドライアイスを頻繁に交換することで低温状態を保つことができますが、一度の交換につき5000円ほどのコストがかかります。また室内には冷房をきかせて涼しくしておくことも効果的です。また北米では一般的なエンバーミングもおすすめです。
エンバーミングは日本でも普及しはじめていますが、15万円から20万円のコストがかかります。しかし10日から14日は遺体を良い状態で保つことができるため、長期間葬儀ができず経済的に余裕がある場合にはおすすめの方法です。
エンバーミングでは遺体から血液を抜いて防腐剤を入れる作業が行われ、違和感のないメイクに仕上げられます。家族が突然亡くなってしまい、葬儀場も予約で一杯であればどうすればよいものかと途方に暮れてしまうかもしれません。どのような状況にでも対応できるように、生前から利用したい葬儀会社や葬儀プランを決めておけば落ち着いて対応することができるはずです。