2018年06月14日
仏教において葬儀後、故人が極楽浄土にたどり着くことのできるようにと、7日毎に供養を実施します。日数の数え方に関しては、基本として死亡した日を1日目としまして、7日目が初七日法要そして、49日目が四十九日法要ということになります。
ひとつの例として、12月1日に死亡したケースでは、初七日法要ついては12月7日に実施します。一方、エリアにより死亡した前日を1日目という形で数えることもあり得ますので、自分自身のエリアではどうであるか確かめておきましょう。
初七日より7日毎に、故人については生前の罪をあの世において裁かれるとされています。四十九日に関しては、一番最後の裁きがなされ、来世の行方が決定される大切な日とされています。遺族、あるいは親族のみならず、故人と親しかった方を招き法要を行なって、極楽浄土にたどり着くことのできるように願います。
四十九日をもちまして忌明けとなりまして、魂が家を離れあの世へ出発すると理解されており、喪に服していた遺族は日頃の生活へと戻ることになります。本当なら、死亡してから49日目に実行することが理に適っているのですが、現代にあっては諸々の事情がありそれなりに難しいです。結果として、きっちり49日目ということではなく、法要の日をウィークエンドなどにずらすこともあり得ます。