2018年12月28日
キリスト教においては、死を穢れとしないで、葬儀については死者が召されることを祝福するイベントとされています。しかしながら、日本に於いてはそうしたことに馴染み難く、故人を偲ぶというシステムで実施されています。
式の過程は、宗派によって違いがありますが、原則として聖書朗読それから、賛美歌等斉唱、さらに説教等で形成され、弔辞や弔電も存在します。一方、仏教式葬儀の弔辞に関しては故人に対しまして述べるものではありますが、キリスト教においては、家族に対して慰めと励ましという形で行われます。
さらには、お焼香は無く献花することになります。香典につきましては、封筒にお花料と書き手渡します。賛美歌等の斉唱に関しては、他宗教の参列者は無理矢理歌うことはありません。そして、コストについては、式場の利用料やオルガン奏者へ支払うことになる謝礼、さらに生花代や献金などが主だった必要となる費用です。葬儀に関しては各々の地域などによっても違ってきますので、詳細は専門会社にチェックしましょう。それに加えて、戒名が無く読経も行わないことから、しばしば宗教者に対しての謝礼が高額でないとも考えられています。しかしながら、謝礼は、宗派の教えだけでなく個々の宗教法人、あるいは宗教者との関係によっても違ってくるので、一まとめにしては言えません。