2019年01月17日
社葬というのは、企業の主催で執り行う葬儀のことを言います。会社の創設者や会長など、会社に大きな功績を残した人が亡くなったときに、会社を挙げて執り行うもので、故人を偲び、生前の業績に感謝したり、遺志や経験を引き継ぐための儀式とも言われています。
社葬は遺族が密葬を行った後で執り行うのが一般的で、密葬の費用は遺族が負担し、社葬の費用は会社が負担します。また、近年は合同葬も注目を集めるようになりました。合同葬というのは、遺族と故人が勤めていた企業が合同で主催する葬儀のことを言います。
故人が亡くなってから葬儀を執り行うまでの時間は限られているため、短い時間で遺族と会社が話し合い、速やかに関連企業へ連絡したり、葬儀の日程を告知するなど、短期間できめ細かな準備をすることが大切です。遺族と企業が話し合った上で負担する費用を決めますが、近年は寺院へのお布施を遺族が支払い、斎場や葬儀に必要な費用は企業が負担するケースが増えていると言われています。いずれも正確な知識のもとで入念に準備を整えなくてはいけないので、専門の知識を持っている実績豊富な葬儀業者に相談すると安心です。葬儀業者に相談するときは、あらかじめ場所や内容、予算などを具体的に話し合ってまとめおけば、スムーズに対応してもらえます。