2019年08月23日

葬儀に参列できない場合は仏壇にお参りにいこう

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交流が深かった友人、知人の訃報が届いたら、葬儀に参列したいと思う人は多いのではないでしょうか。でも、遠方に住んでいたり、仕事などの都合など、さまざまな事情で葬儀に参列できないときがあります。また、遺族の方からの連絡が葬儀が終わった後に届く場合もあります。

このように、直接葬儀に参列することができなかった場合は、後日故人のお仏壇にお参りさせてもらうと良いでしょう。その際は、先に遺族に連絡をして、いつ伺えば良いかを確認するのがマナーです。また、訪れる際は、香典の他に供えてもらうためのお供え物を一緒に持参するようにしましょう。

お花やお菓子など、お供えしやすい物を選ぶのが一般的と言われています。持参するお品には、掛け紙をつけ、御霊前、御仏前、御供物など表書きをすることを忘れてはいけません。そして、表書きの下段には、自分の氏名を入れます。

また、お仏壇に手を合わせる際にもマナーがあります。お仏壇の前にある座布団には正座で座り、一礼します。そして、遺族の方に了承を得てからお供えをしましょう。次に、ろうそくの火からお線香に火をつけ、手を合わせます。最後にろうそくの火を手で消し、一礼して座布団から下がりましょう。故人へ伝えたい気持ちとともに心を込めて手を合わせることで、最後のお別れをしっかり行うことができますし、遺族の方と思い出話をすることで、故人も喜んでくれると思います。葬儀に参列できなかったときは、後日時間を作ってお伺いするようにしましょう。