2019年09月22日
近年、葬儀の形が多様化し、本人や遺族の希望に合ったお葬式が行えるようになりました。新しい葬儀の形といえば、真っ先に頭に浮かぶのが家族葬ではないでしょうか。家族葬は、家族や深く交流があった友人だけで故人を見送ることができる新しいお葬式の形です。
心を込めて故人を見送ることができる他、様々なメリットがあると言われています。たとえば、少人数で行うお葬式だから、あまり親しくない人たちは参列しないため、遺族はたくさんの人たちに気を使う精神的な負担がありません。
また、参列者が限られることで、飲食費と返礼品の費用を抑えることも可能です。そしてもう一つ、直葬という方法も多くの人に選ばれ始めていると言われています。直送というのは、お通夜やお葬式を行わず、病院の安置所や自宅から火葬場へ直行する新しいお別れの方法です。
経済的な事情でお葬式にあまり費用がかけられないときも、直葬なら金銭面で大きな負担をかけずに故人とお別れすることができます。また、最近は故人の遺志で直葬が行われるケースも増えているようです。現在は様々な葬儀の形がありますので、故人の遺志や家族の希望、そして経済的な事情に合わせて最適な形を厳選して、心を込めて故人を見送るようにしましょう。