2017年07月29日

数珠を片手で持って目を閉じましょう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

故人を霊柩車で見送るときは数珠を片手で持って目を閉じるのが一般的な考え方です。故人が無事、天国へ旅立つ瞬間でもあるので、参列者は心を込めて見送る義務があります。見送り方には色々な方法があって、葬儀後に見送る方法は決められていますが、最近では変わってきています。

故人の見送り方には宗派も関係しているので、正式なものはありません。地域によっては、故人が愛用していた茶碗を霊柩車に投げて割るというやり方もあるので、生前に自分が住んでいる地域では葬儀後にどのようなかたちで故人を見送るのかしっかりと確かめておく必要があります。

地方は、茶碗を割る方法が主流ですが、都会で茶碗を割ってしまうと霊柩車に傷が付いてしまったり、近隣にガラスの破片が飛び散ってしまって、迷惑をかけてしまう可能性があるので、都心では茶碗を割るような行為はしません。

家族ではなく、警察官や消防官の葬儀のときは、故人に向かって感謝の気持ちを伝えると共に敬礼をすることがあります。故人の身分で見送り方が異なるので、生前にどのような職業に就いていたかということも深く関係してきます。

故人を見送る方法は時代の流れや歴史と共に変遷しています。若者であれば、調べても分からないことがたくさんあるので、若者は両親に自分が住んでいるところの習慣を把握して、見送る方法を考え直すようにしましょう。しかし、どの地域も手を合わせて見送る方法は同じなので基本的なところは似ています。