2017年08月03日
葬儀の際は服装のマナーはしっかりと守ることが大事ですので、しっかりと確認してマナー違反にならないようにしましょう。まず、正喪装としては喪主やその配偶者、喪主の近親者が身に着けるものとなりますが、男性の場合は黒のモーニングコート、黒の紋付き羽織袴、女性は黒のアンサンブル、ワンピース、黒無地の着物となります。
さらに準喪装としては参列者がみに着けるものとなっていますので、喪主やその配偶者より格式を下げた服装となります。男性の場合はブラックスーツ、女性の場合は黒地のアンサンブル、スーツ、ワンピースなどが選ばれます。
そして黒であればどんなものでも良いというわけではなく、スカート丈が短すぎることは避けたいですし、光沢のある生地も避けたいところです。女性はストッキングを着用することが一般的ですが、この場合も黒を選び、靴も飾りのない黒のシンプルなものを選びましょう。
男性はネクタイを着用しますが、この場合も黒地、黒の織柄、靴や靴下も黒を選んでおきます。最近は小規模な葬儀を選ぶことも増えており、家族葬もかなり一般的となってきましたが、家族葬の場合は喪主も参列者も準喪装を選ぶことが一般的です。
このほかには略喪装という服装もあり、この場合はダークグレーや紺などのスーツや無地に近いワンピースなどが選ばれます。略礼装の場合もノースリーブなど肌の露出の多いデザインのものは避けましょう。アクセサリーも基本は結婚指輪以外は身に着けないようにします。